6月19日~21日に東京ビッグサイトにて開催された「第10回 学校・教育 総合展」にComiruも出展させていただきました。
多数の教育関連ITソリューションが紹介されていましたので、その中でも、塾経営に活用できるツールをレポートします!
当日、足を運べなかった方や、時間が足りず回り切れなかった方もぜひご覧ください。
※時間や掲載可否の関係で、すべての企業様にはお話を伺えなかったので、一部のご紹介となります。
EDIXとは?
今年で第10回を迎えた、学校・教育総合展(通称EDIX)。
大学、小・中・高校、教育委員会、塾・予備校、専門学校などの職員、教員が来場する教育分野日本最大の総合展です。
学校・教育現場の課題解決に役立つ製品・サービスが一堂に出展されるほか、文部科学省や大学、学校トップによるセミナーも開催されています。
業務支援サービス
Comiru(株式会社POPER)
塾・スクール向けのコミュニケーションツール「Comiru」。
塾運営における事務作業をクラウドによって「圧倒的に効率化」、
保護者とのLINE/アプリ連携によって、双方向のコミュニケーションを実現します。
ブースでは、デモ画面を使って保護者とのメッセージのやり取りを、多くの先生方に体験していただきました!
全国1000教室以上に導入され、「退塾率90%ダウン」「経費6000万円ダウン」といった成果が出ています。
Comiru Webサイト >>e-pa(株式会社アミュレット)
塾や学校向けの校務管理ツール「e-pa」。
メール連絡機能で、遅刻・欠席連絡がスムーズに。
塾向け機能では、授業報告書や請求書照会が可能です。
登下校システムでは、ICカードカードとバーコードリーダーが利用可能なので、
教室の状況や先生のお好みに合わせて選択できそうです!
特徴的な機能として、災害対策機能がありました。
安否確認や現在地通知ができるので、保護者の安心にもつながりそうです。
プログラミング
ロボット教室(ヒューマンアカデミー株式会社)
ヒューマンアカデミーが運営するロボット教室です。
導入教室数1400以上、24000名以上が参加しています。
月2回という授業構成のため、学習塾や学童を運営されている塾様にとっても、追加のプログラムとして負担なく導入いただけそうです。
4段階のコースからなり、初級のコースは年長から始められます。低学年向けのコンテンツをお探しの塾様にもぴったり。
導入の研修会や、生徒向けの体験会の開催も、本部スタッフのサポートがあるので、プログラミングは全くわからないという方にもご不安なくご導入いただけるそうです。
毎年、ヒューマンアカデミーが主催する全国大会があり、生徒のモチベーション向上・アウトプットの場として最適です。
実際にブロックを触りながら組み立てることで、子どもたちの想像力・発想力・表現力を養えるプログラムとなっているそうです。
ArTec(株式会社アーテック)
「エジソンアカデミー」や「自考力キッズ」など多数のプログラムをもつArTecのプログラミング教室。
Gakkenとの共同開発プログラムもあり、多くの商品が紹介されていました。
年中から始められるコースから、中学生対象まで幅広く取りそろえていて、
Pythonまで習得できるものや英語版で英語学習とセットで学べるもあるそうです。
塾の状況に合わせたプログラムが見つかりそうですね。
塾などのスクールだけで1600教室以上に導入。
加盟金や補償金など一切不要のため、低コストで始められることも選ばれているポイントのようです。
ユニバーサルロボティクスチャレンジという国際ロボット競技会を主催しています。
http://urc21.org/
プログラミングエリアは、ブースを訪れる先生方も特に楽しそうにロボットを動かしている様子が印象的でした!
英語学習
ELST®︎(株式会社サインウェーブ)
「教科書5社完全準拠」の自動採点システムを展開するサインウェーブさん。
4技能対策アプリELST®︎は、スピーキングにおいてAIが自由発話をとらえて採点してくれます。
採点システムSiFでは、ライティングした文章を写真に撮ってアップロードすることでテキストを読み込み、間違っている箇所を教えてくれます。
実際に採点を見せていただきました。AIを活用した高い技術力で、精度の高い採点ができそうでした。
時間がかかる採点業務をAIに任せることで、先生はより深い学習指導に時間を宛てられます。
生徒自身も、自分では学習しづらかったスピーキングやライティングの勉強がスムーズになりそうです。
教科書完全準拠なので、学校の補習型授業や先取り授業にも取り入れられますね。
株式会社サインウェーブ Webサイト >>Rakuten Super English(楽天株式会社)
「社内公用語英語化」で培った学習メソッドに基づいて、今年2月にリリースした英語学習アプリです。
ゲーミフィケーションデザイナーの岸本好弘さん、現役中学生も開発に携わって作られた英単語アプリは、
中学生がモチベーション高く学習できる設計となっているのことです。
テクノロジーによって、ゲームのように「ハマって」いく仕組みが、学習を促進します。
さらに、「社内全員」に英語学習を推進したノウハウから、
学習データの活用やイベントの企画など、集団に対して学習を促進することで
スキルアップを図る仕組みをサポートする、学習管理システムやコンサルティングも強みとなっています。
他にも色々
塾ログ(株式会社FREE MIND)
こちらのブースでは、塾検索サイトの「塾ログ」と英語教室「Lepton」が紹介されていました。
塾ログは、問い合わせ数に制限のないフリープランから用意されており、まずは無料で反響を確かめられそうです。
有料プランも定額制なので、安心して利用できますね。
Leptonは全国で1,250教室への導入実績があります。
幼稚園から利用でき、TOEICや英検対策、大学入試で求められる4技能の習得までカバーしています。
すらら(株式会社すららネット)
日本e-Learning大賞で文部科学大臣賞を受賞するなど、e-Learning分野で注目を集めるすらら。
アルバイトの採用難が続く中、人手を必要としない塾運営をデジタル教材から支えます。
教務をすららに任せることで、先生は生徒のモチベーション管理や適切な学習指導に時間を充てることできます。
また、教材に「対象学年」の表記がないため、全ての生徒に対して、学びなおしや先取り学習など一人一人の目的に応じた使い方ができることも特徴です。
新規開業の場合にも、加盟金・ロイヤルティ0円と低コストで開業をサポートします。
塾内ですららを徹底的に活用するコンサルティングに強みがあり、
経営や運営方針にも関わりながら、塾と伴走していくと力強くお話いただきました!
ウェルネス教育(株式会社ウェルネスティ鹿児島)
ITツールのブースが軒を連ねる中で、手書きの看板が目を引く、株式会社ウェルネスティ鹿児島さん。
新規開業塾向けに、経営サポートをおこなっています。
取締役の緒方さんご自身も、塾を開業して経営してきた経験から、
口コミづくりや定着率の向上、事務作業の効率化も具体的にアドバイスします。
それらの基本として提唱しているのがウェルネス教育です。
生徒が感性を磨き、社会や他者とのつながりを考えることで、学習意欲が高まることを主眼としています。
鹿児島大学と共同開発を行いリリースされた2つのプログラムがあります。
生徒の心を育てることで、様々なITツールによる教育が効果を発揮してくるとお話いただきました。
株式会社ウェルネスティ鹿児島 Webサイト >>ENAGEED(株式会社エナジード)
次世代型キャリア教育コンテンツ「ENAGEED」
映画のようなおしゃれなビジュアルのテキストが並んでいました。
塾でもキャリア教育を行い、生徒の学習意欲を高めたいというお考えの先生も多いそうです。
通塾科目以外の授業には、なかなかコンテンツを準備する時間が取りにくいですが、
エナジードでは先生自身が新しい視点を取り入れて学びながら授業を進行できるような
テキスト・ムービーが用意されているので、準備・実施の負担も少なく取り入れられそうです。
1回10〜20人ほどまってグループワークをしながら、これからの時代に求められる力を身に着けていく授業です。
生徒の学習モチベーションが上がるとともに、他塾との差別化にもなりそうなコンテンツと感じました。
学習塾でも40社以上の導入実績があります。
株式会社エナジード Webサイト >>おべんとね!っと(日商エレクトロニクス株式会社)
スクールやオフィス向けのお弁当注文サービスがありました。
大手優良企業のお弁当屋さんと提携したサービスで、塾の先生が注文や決済をしなくても
保護者がスマホで直接注文すると塾に届くという仕組みです。
初期費用不要で、塾側ではお弁当の受け取りと生徒への配布だけ。
お弁当はほとんとが500円以下と、利用しやすい価格帯もうれしいですね。
部活が終わって、コンビニで買ったお弁当を食べてから授業を受ける、といった生徒も少なくないのではないでしょうか。
偏った食事をしないためにも、簡単にお弁当の注文ができることは保護者にも喜ばれそうです。